資金調達ですべきことの第一歩は「資金調達の必要額」と「資金調達の目的」の明確化

mushimegane128_128資金調達をするときの大前提として「資金調達の必要額」と「資金調達の目的」の明確化というものがあります。これがないと計画も何も立てられないからです。

目的と目標がないと計画は立てられない!

資金調達に限った話ではありませんが、物事には目標と目的がないと「どうやって進めるのか?」が決まりません。

会社経営でも同じでも、ヴィジョンと目標が決まっていなければ「じゃあ来月は何をすればいいの?」というところで行き止まりになってしまいます。

3年後にウェブサイトの制作会社を年商3億円の会社にする

と決まっていれば

  • 来月はデザイナーを採用する
  • 新規顧客を20社開拓する
  • 既存顧客からの継続売上を100万円増やす
    ・・・

と色々な方針が立てられて、来月やるべきことも、どういう経営方針にするかも、クリアになってくるのです。

家計でも同じです。

2年後に貯金額を500万円にして3000万円の住宅を購入する

と決まっていれば

  • 毎月10万円の貯金が必要
  • 住宅購入の半年前から検討を始める
  • 貯金のために光熱費を5,000円節約する
    ・・・

というような計画ができるのです。

資金調達も、全く同じです。

「何のために資金調達をするのか?」
「いくら必要なのか?」
「どう使うのか?」

が決まっていなければ

「どの資金調達方法を選択すれば良いのか?」
「いつまでに何をすべきなのか?」

が決まらないのです。

つまり、資金調達で一番はじめにやらなければならないことは

「資金調達の必要額」と「資金調達の目的」を決めること

なのです。

実際に銀行融資の審査でも同じことを聞かれる

実際に銀行融資の審査でも、銀行の担当者は同じことを聞いてきます。

  • 「いつまでに、いくら必要なのですか?」
  • 「その資金は何に使う予定ですか?」
  • 「その結果どうなりますか?」

と必ずはじめに聞いてくるのです。

このときに

  • 「経理にお金が足らないと言われたので。」
  • 「うちの会社が借りられるだけ借りたい。」
  • 「1000万円ぐらいあれば大丈夫だと思う。」

というあいまいな回答をしてしまったら、銀行の担当者は「この会社(経営者)ダメかも知れないな。」と判断してしまい、融資の審査が降りなくなってしまうのです。

本来、回答しなければならないのは

「資金繰り表(CF表)で3か月分の資金がショートしていまう可能性があり、余裕を見て4か月分の運転資金として1000万円の借入を希望しています。すでに3カ月後に入金予定の売掛金が500万円あり、毎月受注額も伸びていますので、つなぎ資金として返済は可能だと考えています。」

という具体的かつ明確な回答です。

結局、「資金調達の必要額」と「資金調達の目的」が決まっていなければ、いきなり銀行に融資の申込みに行っても、借りられる可能性というのは非常に低くなってしまうのです。

「資金調達の必要額」と「資金調達の目的」ってどうやって決めるの?

「資金繰り表を作ること」が真っ先にすべきことです。

資金が必要だから資金調達を検討しているのですから、「資金調達の目的」はすでにあるはずです。

だとすれば、具体性が乏しいのは

資金繰り表を作っていないから

という理由が考えられます。

中小企業の経営者は売上ばかりに力を入れるあまりに「損益計算書(PL)」は作って運用していても、「資金繰り表(CF)」は作っていないというケースが少なくないのです。

「資金繰り表(CF)」があれば、必要な金額といつまでに必要なのか?が具体的に把握できます。また、自社の経理や資金調達コンサルタント、銀行、金融機関に説明することも容易になるのです。

まとめ

資金調達ですべきことの第一歩は「資金調達の必要額」と「資金調達の目的」の明確化です。

そのためには「資金繰り表(CF)」が必要不可欠なのです。

経営者自身の頭の中をクリアにするためにも
の経理や資金調達コンサルタント、銀行、金融機関に相談するためにも

正確な「資金繰り表(CF)」の作成というのがまず求められるのです。

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