資金繰り改善のための取る具体的な手法と考え方

資金繰りを改善するためにはどのような方法があるのでしょうか?今回は資金繰り改善のための取る具体的な手法について解説します。

資金繰り改善の考え方

資金繰り改善の方法は複雑ではありません。

資金繰りは支払期日にお金を支払えるように資金の流れをコントロールすることですから

やるべきことは

  1. 資金の流れをチェックする
  2. 入金を改善する → 入金タイミングを早くする・入金の確率を上げる
  3. 支払いを改善する → 支払タイミングを遅くする・支払いを減らす
  4. 資金を増やす → 資金調達する・利益を上げる

と大きく分ければ4つしかありません。

資金が足らなくなるようにする = 資金繰り

なので、これだけのことなのです。

これを実践する方法には様々な方法があるのです。

資金繰りの実践方法の具体例

1.資金の流れをチェックする

  • 預金残高を定期的に把握する
  • 売掛金の残高を定期的に把握する
  • 取引先は与信審査を行う
  • 取引先の信用状況を定期的に把握する
  • 入金のチェックを行う
  • 売れ筋商品の把握によって過剰在庫・不良在庫を減らす
  • 借入を返済する
    ・・・

2.入金タイミングを早くする・入金の確率を上げる

  • 支払いサイトを早く設定する
  • 与信審査の悪い取引先は前入金を徹底する
  • 入金が遅延する会社への督促と今後の取引停止
  • 受取手形を減らす
  • 手付金をもらう
  • 中間金をもらう
  • 売れ残った在庫の売却を迅速に行う
    ・・・

3.支払タイミングを遅くする・支払いを減らす

  • 支払期限を延ばす交渉をする
  • 短期借入から長期借入に移行して支払い利息を軽減する
  • 管理部門をアウトソーシングする
  • 手形で支払う
  • 受託販売に移行する
  • 経費削減
    ・・・

4.資金調達(利益を増やす)

  • 銀行融資
  • 家族・親戚・友人からの資金援助
  • ベンチャーキャピタル・ファンドからの出資
  • 少人数私募債
  • 社債
  • 公的融資
  • 補助金・助成金
  • ビジネスローン
  • 資産の売却
  • リースを利用する
  • 法人カードを利用する
  • 利益を増やす
    ・・・

まとめ

当然、前述した具体例以上にさまざまな方法がありますが

基本的には

  1. 資金の流れをチェックする
  2. 入金を改善する → 入金タイミングを早くする・入金の確率を上げる
  3. 支払いを改善する → 支払タイミングを遅くする・支払いを減らす
  4. 資金を増やす → 資金調達する・利益を上げる

を突き詰めて、実践していくことが資金繰り改善の第一歩と言えるでしょう。

「入金は早く、支払いは遅く」を心がけると同時に「利益を増やして資金の増加を加速する」「支払いを抑えて資金の減少を抑制する」ことも考える必要があります。

損益だけを見ていてもダメですし、資金繰りだけをしていてもダメなのです。どちらも両立することが経営者には必要不可欠なのです。


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