【2024年決定版】不動産リースバック業者ランキング。資金調達でおすすめの不動産リースバック業者まとめ

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「資金調達でおすすめの不動産リースバック業者はどこですか?」
「不動産リースバック業者を比較するときのポイントを教えてください。」
「不動産リースバック業者は何社に見積もりを取れば良いの?」
・・

不動産リースバックで資金調達する際に「どの不動産リースバック業者を選ぶのか?」は非常に重要なポイントとなります。今回は、資金調達でおすすめの不動産リースバック業者を紹介します。

資金調達で不動産リースバック業者を選ぶポイント

資金調達で不動産リースバック業者を選ぶポイント

ポイントその1.不動産リースバック業者は複数社に相見積もりが基本

不動産リースバックの仕組みは

持ち家を不動産リースバック業者が一旦買い取って、その後、賃貸として借りることで、持ち家に住み続けながら売却額を資金調達できる

仕組みとなっています。

つまり、将来的に買い戻すことはできるとは言え

一度は、不動産リースバック業者に売却する

必要があるのです。

少しでも、売却額がは高い方が当然なのですが、不動産リースバック業者としても「査定」をしてみないことには、「いくらで買い取れるのか?」を判断できないのです。

不動産リースバック業者は、依頼があってはじめて買取額を提示できるので、見積もりを取ってみないことには売却額がわかりません。だからこそ、一社の不動産リースバック業者にだけ依頼をするのではなく、複数社に相見積もりを取る必要性があるのです。

さらに、資金調達できる金額というのは

調達額 = 売却額 - 諸費用

で決まってきます。

諸費用には

  • 司法書士報酬
  • 仲介手数料
  • 契約事務手数料
  • 敷金
  • 礼金
  • 火災保険
  • 家賃保証事務手数料

などが発生します。

不動産リースバック業者の中でも

  • A社:契約事務手数料 無料
  • B社:契約事務手数料 60万円
  • A社:礼金 無料
  • B社:礼金 20万円

という形で

大きく、諸費用にも違いが出てしまうのです。

不動産リースバック業者による価格面の違い

カテゴリ A社 B社
(a)売買価格 売買金額 20,000,000円 20,000,000円
固都税 44,000円 0.22% 44,000円 0.22%
(a)合計 20,044,000円 20,044,000円
(b)売買諸費用 司法書士関係費用 42,900円 契約書貼付
印紙代領収書貼
付印紙代
抵当権抹消費用等
70,200円 取引保証付
仲介手数料 600,000円 3% 600,000円 3.00%
契約事務手数料 0円 600,000円 3.00%
(b)合計 642,900円 1,270,200円
(c)リース契約諸費 敷金 141,000円 家賃×1 141,000円 家賃×1
礼金 0円 282,000円 家賃×2
火災保険 30,000円 (年間) 40,000円 (年間)
家賃保証事務手数料(保証会社へ) 141,000円 (初年度)家賃×1 282,000円 (年間)家賃×2
(c)合計 312,000円 745,000円
(b+c)合計 954,900円 2,015,200円
お客様残高[a-(b+c)]合計 19,089,100円 18,028,800円
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諸費用面でも、不動産リースバック業者によって大きな違いが出てしまうのですから

複数の不動産リースバック業者に相見積もりをして、買取額・諸費用を比較する

というのは、資金調達額を最大化させるためには、必要不可欠なものなのです。

ポイントその2.家賃(リース料)の設定も重要

前述した「売却額(買取額)」「諸費用」のほかに重要なのは「家賃(リース料)」です。

一時的に売却した金額で、大きな資金調達ができたとしても

持ち家 → 賃貸

に変わるのですから、家賃(リース料)が発生するのです。

家賃(リース料)の設定も、不動産リースバック業者によって異なります。

不動産リースバック業者の場合は、「利回り」で家賃(リース料)を設定するところが多いです。

例:持ち家の査定額(買取額)が2,000万円だった場合

  • 投資回収期間:10年
  • 利回り:年率10.0%

を見込む不動産リースバック業者A社

家賃(リース料) = 2,000万円 / ( 10年 × 12カ月 ) = 16,6667円

  • 投資回収期間:12.5年
  • 利回り:年率8.0%

を見込む不動産リースバック業者B社

家賃(リース料) = 2,000万円 / ( 12.5年 × 12カ月 ) = 13,3333円

  • 投資回収期間:14.3年
  • 利回り:年率7.0%

を見込む不動産リースバック業者C社

家賃(リース料) = 2,000万円 / ( 14.3年 × 12カ月 ) = 11,6550円

となるのです。

同じ買取額だとしても、不動産リースバック業者がどのくらいの利回りを期待するのか?によって、毎月の家賃(リース料)の設定が大きく変わってしまうのです。

一般的な不動産賃貸の家賃設定は「周辺相場」から決まりますが、不動産リースバックの場合は「不動産リースバック業者の期待利回り」から計算されるため、

  • 一般賃貸よりも割高になりやすい
  • 不動産リースバック業者によって家賃設定が大きく異なる

ことになってしまうのです。

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資金繰りに苦しい会社経営者の場合、プライベートの資金の資金繰りも厳しいケースが多いので、家賃の負担もできるだけ低い方が良いのが当然です。

「家賃(リース料)がいくらになるのか?」についても、複数の不動産リースバック業者から相見積もりを取る必要があるのです。

ポイントその3.大手の不動産リースバック業者を選ぶ

不動産リースバック業者は

上場企業から、中小企業、零細企業まで

選択肢は多岐にわたります。

中小企業や零細企業の不動産リースバック業者の場合は

  • 売却額が高額
  • 諸費用が安い
  • 設定するリース料(家賃)が安い

というメリットがある反面

倒産したら、買戻しができず、債権者に処分されてしまう可能性がある

のです。

持ち家に住み続けているとはいえ、あくまでも所有権は、不動産リースバックの利用者から不動産リースバック業者に移ってしまっています。不動産リースバック業者の財産なのですから、倒産などのときに債権者がほかの方に売却してしまうリスクもあるのです。

そうなってしまえば、再び買い戻すことは容易ではありません。

このようなリスクを回避するためには

企業規模の大きい不動産リースバック業者がおすすめ

ということになります。

資金調達でおすすめの不動産リースバック業者ランキング

資金調達でおすすめの不動産リースバック業者ランキング 資金調達でおすすめの不動産リースバック業者ランキング

1位.セゾンファンデックス/リースバック

上場非上場※セゾングループ
対応エリア全国
実績-
査定スピード最短即日
資金化までの日数最短2週間
設定賃料(リース料)-
1位.セゾンファンデックス/リースバック

2位.一建設/リースバックプラス

上場非上場※飯田グループホールディングス
対応エリア全国
実績分譲住宅販売戸数日本一の飯田グループホールディングス
査定スピード1日~3日
資金化までの日数最短2週間
設定賃料(リース料)※定期借家契約の場合は、1年目家賃無料
2位.一建設/リースバックプラス

3位.SBIスマイル/ずっと住まいる

上場非上場※SBIグループ
対応エリア首都圏および全国の政令指定都市および政令指定都市に準ずる地域
実績-
査定スピード仮査定は最短即日/正式査定は、2営業日~3営業日
資金化までの日数2週間~1カ月前後
設定賃料(リース料)-
3位.SBIスマイル/ずっと住まいる

4位.ミライエ/リースバック

上場非上場
対応エリア北海道・東北・関東・中部
実績-
査定スピード最短即日~1週間
資金化までの日数1カ月以内
設定賃料(リース料)-
4位.ミライエ/リースバック

5位.インテリックス/あんばい

上場東証一部上場
対応エリア全国
実績累計20,000戸以上のリノベーション住宅 施工・販売実績
査定スピード査定依頼から1週間~10日
資金化までの日数半月~1カ月前後
設定賃料(リース料)周辺の家賃相場、お客様の支払可能額を考慮して設定

注目の資金調達方法

資金調達

資金調達方法には何がある?資金調達方法31種類のメリットデメリット

資金調達方法の種類を徹底網羅して解説しています。資金調達方法は、思っている以上に多くの種類があり、資金調達方法ごとにメリットデメリットが存在します。中小企業であっても、使える資金調達方法は多くあるので、まずは「どのような資金調達方法があるのか?」把握することをおすすめします。資金調達の選択肢を知ったうえで、メリットデメリットを確認し、自社の状況に合わせた資金調達方法を選びましょう。

銀行融資

銀行融資のすべて。銀行融資を成功に導く申込方法・融資の引き出し方・交渉方法と銀行融資審査

銀行融資は、資金調達の基本中の基本です。そのわりに「銀行からどうやって融資を引き出すのか?」「銀行融資の審査は何を審査しているのか?」「銀行の融資担当者と交渉するときはどうすれば良いのか?」正確に理解している中小企業の経営者はほとんどいないのが現状です。銀行を味方につけることで、企業の資金繰りは何倍も楽になり、会社規模を成長させることができるのです。

ビジネスローン

ビジネスローンを活用した資金調達方法のすべて/130社比較・即日融資・無担保・審査

ビジネスローンは、以前は銀行ビジネスローンが主流でしたが、銀行は貸し倒れの増加に伴いビジネスローンの提供に対してかなり消極的になっています。現時点ではビジネスローンは、大手消費者金融が提供するローンサービスであり、銀行融資よりも、「審査が甘い」「即日融資が可能」という点で中小企業の経営者に重宝される資金調達方法となっています。金利が高いなどのデメリットもあるため、短期の資金繰りを乗り切るための選択肢として考えましょう。

ファクタリング

ファクタリングとは?融資審査に通らない方のための資金調達方法

ファクタリングは、売掛債権を譲渡することで早期に資金化する資金調達方法のことを言います。ファクタリングの場合は、審査対象が資金が必要な会社ではなく、売掛先になります。そのため、銀行融資やビジネスローンよりも、売掛先の信用力が高ければ審査に通りやすいメリットがあります。その上、ファクタリングは「債権の譲渡」でしかないため「借入」として決算書に掲載されないので、今後の銀行取引にもマイナスの影響がありません。

不動産担保ローン

不動産担保ローンを活用した資金調達方法のすべて。審査や金利、借り換え方法を比較

不動産担保ローンは、文字通り、土地、マンション、ビル、店舗、工場、戸建てなどの不動産を担保に資金を調達する資金調達方法のことを言います。無担保のビジネスローンと比較すると担保がある分、「高額な借り入れが可能」「数十年単位の長期間の借り入れが可能」「審査が通りやすい」というメリットがあります。ただし、返済できなければ担保である不動産を失ってしまうというデメリットもあるので注意が必要です。

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ABOUTこの記事をかいた人

資金調達のコンサルティング、資金調達のサポート事業を行っています。銀行融資から、担保融資、ビジネスローン、不動産担保ローン、ファクタリングまで、様々な資金調達方法を紹介し、資金繰りの改善をお手伝いしています。実際に私が経営している会社でも、様々な方法で資金調達を実現させました。